【インバウンド受入環境整備高度化事業】概要と申請ポイントを解説!

観光庁は、観光地の周遊環境の整備を支援し、地方への誘客と消費の拡大を目指しています。

本記事では、この補助金の概要、申請方法などについて解説していきます!

どんな補助金?

訪日外国人旅行者の周遊促進と消費拡大を目的として、旅行者がストレスなく快適に観光できるよう、整備にかかる経費の一部を観光庁が支援します。

外国人旅行者の増加が期待される市区町村の観光地における、公共交通機関の駅から観光スポットまでの経路を整備し「まちあるき」をしやすくする事業や、
行動範囲をより広げてもらうため広域的な移動環境を整備する面的整備事業、
道の駅やみなとオアシスなど、訪日外国人旅行者が多く訪れる観光拠点施設での機能強化を図る拠点機能強化事業など、様々な事業が実施されています。

誰が対象?

対象者:都道府県や市区町村、都道府県、DMOや民間事業者が策定する高度化計画に記載された事業を実施する者

対象地域:訪日外国人旅行者の来訪に向けて、受け入れ環境整備の必要性が認められる地域

補助率:補助対象経費の2分の1以内

ただし、訪日外国人旅行者の来訪が特に多い拠点における機能強化を図る「拠点機能強化事業」のみを行う場合は補助対象経費の3分の1以内

補助対象事業は?

ワーケーション環境整備などの「新たなニーズへの対応・新技術の活用」、多言語案内の整備などの「ストレスフリー・快適な旅行環境の整備」、
段差の解消などの「ユニバーサル対応」、外国人観光案内所の整備改良などの「拠点機能の整備改良」など補助対象事業は多岐にわたります。

観光庁のホームページでは以下のように記載があります。

スケジュールは?

2025年も公募は予定されていますが、スケジュールについてはまだ発表がありません。2024年は以下のスケジュールで公募が行われています。

一次公募 2024年6月28日~7月19日

二次公募 2024年8月23日~10月30日

(第一回締切9月24、第二回締切10月30日)

また、交付決定後から3~6ヶ月で事業を実施し、事業完了1か月後までに完了実績報告を行う必要があります。
その後補助金額が確定し、清算という流れになります。

2025年のスケジュールはまだ発表されていませんが、今からでも準備できることはたくさんあります!

申請のサポートはサポート行政書士法人にお任せください!

※2024年9月時点での情報をもとにコラムを作成しています。申請時期や補助内容に変更がある場合があります。

補助金内容によっては弊社で対応できない場合もあるのであらかじめご了承ください。