【愛知県 中小企業デジタル化・DX支援補助金】重要ポイント解説!

2025年4月1日より、中小企業デジタル化・DX支援補助金の公募受付が開始しました。

この補助金では、デジタルツールの導入をしたい企業にとっては、絶好のチャンスです。

ここでは、申請手続きや要件などの重要ポイントを解説していきます。

中小企業デジタル化・DX支援補助金とは?

この補助金は、デジタル化・DXを推進するため、生産性向上や労働力不足の解消を目指す企業に対し、デジタルツールの導入やコンサルティング、システム構築などに要する費用を補助することを目的としています。

 

効果的なデジタル化・DXを推進するためには、経営課題を認識することが必要です。

また、過去のシステムから脱却し、最新のデジタルツールなどと連携できる環境を整えることも重要です。

誰が対象?

補助対象者は、「あいち産業DX推進コンソーシアム」に加入している県内に事務所を持つ中小企業、小規模企業者です。

※同一目的の事業において、国等の補助金の交付を受ける場合は、補助対象外となります。

 

補助対象は、生産管理、仕入・在庫管理、販売・顧客管理、バックオフィス業務における、業務の効率化に資する下記の取り組みです。

区分 対象事業説明
Aデジタル技術を活用した業務プロセスや生産プロセスの可視化・課題認識のためのコンサルティング自社の業務プロセスや生産プロセスを分析し、現状の課題を明確にするために行うコンサルティングが対象です。
B生産性向上や省力化のためのデジタルツール導入生産性向上や業務の省力化を目的としたデジタルツールの導入を対象とします。
C既存システムの改修や新システム構築デジタル化・DXを推進することを目的とした、既存の業務システムの改修、新しいシステムの構築を 支援の対象とします。

※申請者は、区分A~Cのいずれか一つ、または各区分を組み合わせて申請できます。

補助率・補助上限額は?

対象区分補助率補助上限額
中小企業1/2以内200万円
小規模事業者2/3以内

 

補助対象経費は、以下のものです。

区分対象経費
A課題解決のためのコンサルティング費用
Bデジタルツールの利用に係る初期費用及びサービス利用料
デジタルツール導入に要する機械装置費
デジタルツール導入の委託及び外注に要する費用
Cシステムの改修又は構築に要する費用

 

なお、補助対象経費は次の条件を満たす必要があります。

  • 使用目的が補助事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費
  • 補助対象期間内の契約・発注により発生した経費
  • 証拠書類によって金額・支払い内容が確認できる経費

スケジュール

公募期間:2025年4月1日~2025年6月11日17時

補助対象期間:交付決定日~2026年2月28日

交付決定通知:7月下旬

補助対象経費は、補助対象期間内に、発注から支払いまでを行わなければいけません。

 

また、実績報告書は、事業完了日から30日以内に提出する必要があります。

注意点

・デジタル化による生産性向上に資する事業計画を策定する必要があります。

・補助金の支払いは、補助事業完了後の清算払いです。

・申請書類は、メールでの提出となります。

 

 

今回は、愛知県の中小企業デジタル化・DX支援補助金を紹介しました。

この補助金を利用して、デジタルツールを導入し生産性の向上を目指しましょう!

 

申請をご検討中の企業の皆様は、ぜひサポート行政書士法人にご相談ください。